はじめに
以下にて ATOK 2016 の入力した辞書学習をアプリごとに使い分ける。
という記事を書きましたが
ATOK 2016 アプリごとに設定を使い分ける(学習含む)
Chrome , Opera , Firefox のポータブル版を
登録する場合の注意事項を。
ちなみに、ブログタイトルに書いてありますが
2016年度版以降の設定も同様です。
【 目次へ戻る 】
実行ファイルを指定するのに落とし穴
さて、以下のリンクよりアプリごとに設定をしたのにいつの間にか設定が
効いていない?という状況になる場合があります。
ATOK 2016 アプリごとに設定を使い分ける(学習含む)
ATOK プロパティ関連付けツール で登録したアプリの名前にて
設定が切り替わる方法です。
ですが、Chrome , Opera , Firefox のポータブル版は
そのまま登録すると駄目なんです。
Opera が一番わかりやすいので Opera で説明しますと
起動は launcher.exe を起動するようになっていますが
ブラウザ本体は opera.exe です。
つまり ATOK の設定は opera.exe を登録しないと駄目という事です。
さらに Opera の場合はもう一つ罠があって
バージョンが上がると opera.exe の位置が変わるのです。
Opera\ここにバージョン\opera.exe となります。
ATOK の設定はフルパスで登録されるので
ここにバージョン の箇所が変わると別アプリとして
認識されてしまいます。
つまりバージョンを上げるたびに設定し直しという
面倒な状況になります。
【 目次へ戻る 】
解決方法
上でアプリのバージョンが上がるたび、正確には実行ファイルが入っているフォルダ名が変わると
設定をし直さなくてはならない。
面倒ですが解決方法があります。
簡潔に書きますと
フルパス+アプリ名の設定になっているのを
フルパスを削ってファイル名だけにしてしまえ、です。
それでは方法です。
ATOK のバックアップツールを起動して
データのバックアップをとる → 出力フォルダ指定
オプション → 学習情報のみ を選択
※すべてを選択すると辞書のバックアップもして時間がかかります


実行を押してください、各種のバックアップが
指定したフォルダに出来ます。
その中に Bakup.reg があるので
これを複製してバックアップしておいてください。
※以下の設定を戻す場合にダブルクリックで戻せます
バックアップしたら Bakup.reg をメモ帳で読み込みます。
※メモ帳を開いてウィンドウにドラッグします
以下を検索します、大抵上の方にあります。
※ATOKの後ろの数値はインストールしている年度で変化します
2017 は 30.0 です
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Justsystem\ATOK\30.0\AppProf]
下を見ていくと
"FullPath0"="D:\\Program Files\\Opera\\43.0.2442.806\\opera.exe"
とかになっていると思うのでこれをファイル名だけにします。
"FullPath0"="opera.exe"
保存して今書き換えたファイルをダブルクリックすれば
設定が書き換えられます。
あとは必ず再起動をします。
書き換えたあとに再起動しないとたまに
ブルースクリーンになる場合があったので、必ずです。
再起動後に、各ブラウザを開いてから
ATOK のプロパティ ( 設定画面 ) を開いて
ブラウザ用の設定が出ていれば OK です。

今のところ、設定して3ヶ月ほど経過しまして
問題なく動いていますが
問題が出た場合は、上でバックアップしたファイルを実行して
元に戻せます、その場合も再起動をお忘れなく。
とまあ、こんな感じでポータブル版ブラウザの設定でした。
ちなみに自分、かなりの間ブラウザ用の設定が
動いていないのに全然気づいてなかったという。
ブログで使った文字がたまに出るなあ、とか思ってた。
\(^o^)/
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