はじめに
突然ではありますが皆様はお薬を飲んでいて量を減らす減薬したという経験はありますでしょうか?
私は今までに2回あり、これを書いている現在3回目を行っています。
減薬自体は簡単に言うと薬の量を減らすわけでありますけれども
減薬する=離脱症状という類があり頭痛や首が重いなど人により症状が出ます。
それを防ぐためにほんの少しずつ薬の量を減らすが
離脱症状を軽減させる最善なのですが
どうしたらいいの?薬をどう分割するの?であります。
今回はそんなお話。
ちなみに減薬は医師の、主治医さんの許可を取ってから行うであり
勝手に減薬すると良くないので、それだけはお守り下さい。
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錠剤をカットする専用のハサミが便利
さて、減薬をするのに粉薬であれば問題はないのですが錠剤だと普通のハサミでは難しい、具体的には切った場合に飛んでいく。
そこで以下のような錠剤をカットする専用のハサミがある。
林刃物 錠剤カット ハサミ
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簡易レビュー。
錠剤カットはさみHAYASHI で錠剤を半分にカット。
実を言うと5年以上、愛用している。
錠剤カットはさみHAYASHI 5年使用して。
外見はこの様に、錠剤にフィットするように丸くなっていて
錠剤を軽く挟んで、位置を調節してから切る。
割ったり砕くではなく、切るの表現になります。
砕くと粉が飛び散ったりですが、切れば粉の飛び散りが少ない。
※ブログのタイトルにて切るではなく割ると書いてありますが
薬を切るとの文字で検索する人はほぼいないと思われるので
検索に引っかかりやすい割るを使用しました
ハサミなので箱に入れてカッターの様な物で蓋を閉めて切るタイプと比べ
錠剤が見えるのである程度使用すればどう切れるか?はわかるので
今回の減薬の意味ではとても有用。
錠剤を出す → 錠剤を親指と人差し指でつまむ →
片手でハサミを持って錠剤の真ん中に位置を合わせる ( 軽く挟んでもよし ) →
通常のハサミと同じく錠剤が切れる ( 刃にくっ付いているか真下に落ちる )
という流れです。
掃除も粉が砕けないので、刃の部分をティッシュで拭けば終わりです。
このハサミでの弱点としましては錠剤を指でつまむので
手が震えてしまう人や目視で錠剤の真ん中がわからない
ハサミの先端が錠剤のどこに当たっているか見えない人は使えません。
それ以外の人で、ハサミを使える人であれば問題はありません。
先端の丸く凹んでいる部分にさえ指を入れない限りは
手を切る心配もないので安全性も高いです。
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薬を分割する
さて、以下のハサミを使用しましてどれぐらいに分割できるのか?は見て頂いた方が早いです。
林刃物 錠剤カット ハサミ
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画像では白い錠剤を半分に。
黄色い錠剤を半分にして、半分のをさらに半分へとなります。
黄色い錠剤は以下にて、うつ病系のお薬にて。
ミルタザピン錠15mg「明治」
減薬の一例としては黄色い錠剤を1錠飲む場合で
3/4 に減らして飲むとの状態になります。
たったひとかけら?半分ぐらい減らしてもいいのでは?
という具合ですが、このひとかけらでも減薬をすると
人にもよりますが頭痛や首が重い、だるいなどの症状が出ます。
減らせば減らすほどに辛く
また急に減らすと前より悪くなるとの場合があるので
自己判断ではなく、主治医さんへ相談してからにして下さい。
上のは今現在の私の離脱症状を書いただけであり人により様々。
何もない人もいるので、それらの人は儲けもの。
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主治医さんへどう話せばいいのか
さて、減薬するのに当たり主治医さんへどう話していいのか?というお話をしておきます。
以下は私の流れであり全部が全部同じにという話ではありません。
あくまで一例であります。
まず、大前提としまして 「 減薬をしたい 」 と話して
主治医さんがOKですと言わない限りは減薬をしないで下さい。
減薬がOKと言うならこう聞いて下さい。
「 どの薬を減薬をしてもいいですか? 」
「 ○○の薬の1錠をハサミで4分割し3かけら飲んで少しだけ減薬したい 」
「 離脱症状が発生して辛かったら今まで通りに戻したい 」
「 今月も今までと同じ量の薬を貰いたい 」
「もし減薬が上手く行ったら来月から貰う薬は減らしたい 」とお話をする。
話を聞いてくれる主治医さんであればこれで通じます。
次回の通院時にどうだったのかを報告するだけです。
状態が良ければ薬を減らせます。
なお、私の主治医さんは無理をしない限りは
考えたとおりにという先生なのでこのお話なのですが
この量を減らしてという具体的にお話しになる先生もいると思うので
その場合は主治医さんを優先して下さい。
この記事な類を書く医療に詳しくない素人より
医師免許を持った主治医さんが当然優先されます。
繰り返しになりますが、自己判断で減薬をしないように。
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とまあ、こんな感じで減薬をする場合に
購入しておくと便利な錠剤カットのハサミなお話でした。
林刃物さんが製造しております錠剤カットのハサミは
毎日使用していて生活には必需品ではあるのですが
なにぶん頑丈に出来ていて壊れない/切れ味が鈍らないので
失礼な言い方をすれば売り上げに貢献できないのが辛い。
なので、機会があればとの事でご紹介させて頂いております。
私が勝手にというお話なので
記事のご依頼というステルスマーケティングな類ではありません。
とても素晴らしいハサミを製造、販売して頂きまして感謝を。
それでは、皆様が錠剤を分割しまして安全に減薬できますようにと
お祈りをいたしまして、これにて終了です。
以上。
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