【 目次 】
はじめにKeyOut_M10 のダウンロード
使い方 押すキーコードの取得
使い方 キーボード送信方法
使い方 マウスクリック送信方法
操作をファイルに書き出しておき読み込む
書き出したファイルを暗号化
動画
免責事項
特殊なウィンドウのアプリは動きません
文字コード Shift-JIS 以外は動きません
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はじめに
Windows でバッチファイルを使用していて呼び出したアプリにキーを送信したい。
という場合があります。
自動にキーを送信する有名アプリががありますけれども
そういう複雑ではなく
○○.exe "押したいキー" "送るウィンドウ"
この様にサッと書いてサッと送りたい、手軽に。
という願望がありましたので、作ってみました。
置いておきますのでよろしければ。
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KeyOut_M10 のダウンロード
KeyOut_M10 のダウンロードはこちら。v1.03 より、キーボードの操作に加え、マウスの操作も可能に。
( 左/右/ホイールのクリック+マウス座標の移動 )
KeyOut_M10 v1.09 ( 2020/10/27 )
MD5:EC9D5F80317943A3E8586F78B971F833
このアプリは開発を終了しました。
後継アプリとしまして Autoit3 というスクリプトで
動作するアプリを公開中です。
Win10 バッチファイルやショートカットでキー操作や文字を送信する Autoit3 スクリプト
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v1.09
*KeyOut_M10.exe / KeyOut_M11.exe の双方でアプリのタイトル名が
64文字以上だと認識しないバグの修正
*キー待機中に Escキー を押しても停止ないのを修正
v1.08
*メッセージウィンドウを出す/閉じるの msg_on: msg_off: を追加
v1.07
*操作の内容を記したファイルを暗号化する KeyOut_M12.exe を添付
*KeyOut_M10.exe にて暗号化ファイルを読めるように改良
*ボタンの配置を修正
*ボタンの各名称をシンプルに、日本語名に変更
*Escキーの指定をした場合、KeyOut_M10 自体が終了しないようにした
v1.06
以下のように書き込むことで指定の文字をクリップボードへ送る機能の追加
clip:クリップボードへ出力する文字
v1.05
ファイルで呼び出す場合、行の先頭に ; か // を追加でコメント
上の2つ、どちらかが先頭にある行は無視されます。
バッチファイルで呼び出す場合は実行名が必要ですが
ファイルにコピーする場合は不要なので
EXE除去ボタンを押すと EXE 名を出力する/しないの切り替えを可能に
v1.04
マウスやキーボードの操作をファイルに出力しておき
そのファイルをマウスで EXE にドラッグ、バッチファイルで EXE に渡す
独自の拡張子で名前をつけて関連付けして起動にて
自動操作ができるように機能追加
v1.03
バッチファイル用に timeout を自動挿入するように
マウス操作 ( 左右、ホイールクリックを可能に )
Input Box の文字色が反映されていない箇所を修正
起動しているアプリの一覧 ( ウィンドウ名 ) を表示するボタンの設置
ウィンドウの座標を調べる KeyOut_M11.exe を同梱
v1.02
ウィンドウなどの色を変更可能に ( 白色モード、灰色モードの追加 )
メイン機能の変更はありません
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解凍して KeyOut_M10.exe を実行すると
押すキーと書式を観覧するモード
KeyOut_M10.exe "69" "4" などの
書式をつけて起動すると、キー送信モードです。
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使い方 押すキーコードの取得
使用する場合は、どのキーボードを押すかの番号、キーコードを指定しなくてはなりませんので
KeyOut_M10.exe をダブルクリックしてください。
アプリ上で 押したいキーボードを押すと
情報が自動で入ります。
画面では キーボードの 「 E キー 」 を押した状態です。
2行目に R:\ ~ となっている場所をマウスで範囲選択して
右クリック → コピー してください。
CTRL + C キー は使えません。
※常にキーの情報を受け取っているので押すとキー情報が入ってしまう為
通常のキー情報と共に
CTRL / SHIFT / ALT / Win キーを押したい場合は
下の 「 特定のキーを指定 」 の部分をスクロールすると
情報が書いてあるのでその数値を覚えておいてください。
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使い方 キーボード送信方法
バッチファイルなどに書いて使用することを想定しております。書式としましては以下。
[ E キー ( 69 ) ] と [ Winキー ( 4 ) ] を押す例
送信先ウィンドウは指定せず、100 ms ( 1秒待機 )
※Win + E キーは実行するとフォルダが開く Win のショートカットキー
rem -----
echo off
cls
timeout /t 3 /nobreak
"R:\KeyOut_M10\KeyOut_M10.exe" "69" "4" "" "100"
rem -----
■ timeout
バッチファイルといいますか Windows の機能で
指定数を待機、3秒。
※バッチファイル起動直後だと起動したウィンドウや
マウスクリック、キーボード操作で KeyOut_M10 が混乱するため
■ KeyOut_M10.exe ( このページで配布されているアプリ )
"KeyOut_M10.exe" "送信するキーコード" "CTRL等を押す場合、番号" "送信ウィンドウタイトル名" "待機秒 ( ms )"
起動したメモ帳に CTRL+O ( ファイルを開く ) をする場合は
"KeyOut_M10.exe" "79" "1" "無題 - メモ帳" "100"
色々と組み合わせてできるかと思います。
v1.03 より、タイトル一覧をクリックすることにより
タイトル名を表示するようにしたのでコピペしやすくなったかと?
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使い方 マウスクリック送信方法
v1.03 よりマウスのクリック、カーソル移動が可能に。こちらはキーボードの指定のようにキーを押すのではなく
下部にある 「 Mouse 左 」 のボタンを押してください。
機能は名前そのまま、マウスの左クリックをするです。
クリックする回数、操作するタイトル名 ( 指定しない場合はアクティブなウィンドウ )、
クリックする回数を2以上の場合のクリックする秒間隔 ( ms 100 = 1秒 ) 、
マウスカーソルを移動したい場合の X,Y 座標の順です。
メモ帳を開いてから下をバッチファルで実行。
ヘルプ → バージョン情報と出るはずです。
( Windows デフォルトのタイトルバーの幅や文字の大きさなら
設定をいじっていれば座標がズレるのでできない可能性 )
rem -----
echo off
cls
timeout /t 3 /nobreak
"KeyOut_M10.exe" "1" "1" "無題 - メモ帳" "100" "260" "39"
timeout /t 3 /nobreak
"KeyOut_M10.exe" "1" "1" "無題 - メモ帳" "100" "260" "87"
rem -----
座標の指定は 「 座標の取得 」 のボタンを押すと
KeyOut_M11.exe が起動しますので
自動で取得される座標をみて入力してください。
「 最前列アプリのマウス座標 」 にチェックを入れないと
デスクトップ全体からのマウス座標、
チェックを入れると最前列アプリ、ウィンドウの座標になります。
後者はアプリのウィンドウが動くと座標もズレるので
ウィンドウに対しての座標にすればズレません。
ただしその場合は 「 ウィンドウ名 」 の指定は必須です。
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操作をファイルに書き出しておき読み込む
上のキーボードやマウスの操作をファイルに保存して、そのファイルを KeyOut_M10.exe へ
ドラッグ、バッチファイル経由で渡す、関連付けして起動
などが v1.04 より可能になりました。
キーの指定方法は上と同じですが
"R:\KeyOut_M10\KeyOut_M10.exe" "69" "4" "" "100"
前方のこの部分が不要になります。
"R:\KeyOut_M10\KeyOut_M10.exe"
v1.05 より EXE除去 ボタンを押しておくと
EXE名の部分が自動で除去され出力されます。
以下をテキストで保存して
KeyOut_M10.exe へドラッグすると
[ E キー ( 69 ) ] と [ Winキー ( 4 ) ] を押す例になります。
※Win + E キーは実行するとフォルダが開く Win のショートカットキー
//ここから-----
//wait:100 は 1秒待機
wait:100
//メッセージウィンドウで 「 開始です 」 と表示
msg_on:開始です
wait:100
//マウス操作 Winキーと E キーの同時押し
"69" "4" "" "100"
wait:100
//クリップボードに文字を送信
clip:クリップボードにも文字送信しちゃうぞ!
wait:100
//冒頭で開いたメッセージウィンドウを閉じます
msg_off:
wait:100
//ダイアログで 「 終了 」 の文字を表示する
dialog:終了します
//ここまで-----
その他の説明としまして
wait:100
100 = 1秒待機します。
dialog:ここに好きな文字
書き込んだ文字をダイアログとして表示します。
ダイアログを閉じるまで処理が止まります。
clip:ここに好きな文字
書き込んだ文字をクリップボードへ送ります。
あくまで送るだけなので貼り付けるなどのキー操作は自分で作る必要あり。
msg_on:ここに好きな文字
書き込んだ文字をメッセージウィンドウとして表示。
処理は止まりません。
msg_off:
表示したメッセージウィンドウを閉じます。
読み込んだ設定が全て終了すれば
KeyOut_M10 が終了 = 勝手にメッセージウィンドウも閉じますが
任意のタイミングで閉じたいなど。
行の先頭に ; や //
コメントを書き込めます、コメント行は無効になり実行されません。
上の文を説明すると
1秒待機後、メッセージウィンドウで 「 開始です 」 と表示し
フォルダを開き、また1秒待機をして
クリップボードに 「 クリップボードにも文字送信しちゃうぞ! 」 という文字を送信し
メッセージウィンドウを閉じて
「 終了 」 というダイアログを表示する。
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書き出したファイルを暗号化
パスワードなどを自動入力するにあたり書き出した設定ファイルが平文だとよろしくないので
v1.07 より、簡易的な暗号化を可能にしました。
通常で呼び出したウィンドウの、暗号のボタンを押すか
KeyOut_M12.exe を直接起動することにより
ウィンドウが出るので
書き出した設定ファイルを
そのウィンドウへドラッグすると
同じフォルダに [暗号化] と先頭についた名前のファイルが
作成されますので、それが暗号化されたファイルで
KeyOut_M10.exe へドラッグすれば
暗号化されていないファイルと同様に操作されます。
注意としまして、暗号化は私の作成している言語を
使える人間であれば暗号は解除可能です。
プログラムスキルが高い/低いは関係ありません。
解除方法と時間があれば誰でもです。
平文でなくなり読めなくなるが解除は可能とお考えください。
ちなみに、暗号化したファイルを元に戻す方法は
同梱されていません。
これは固定キーで暗号化、複合化している為であり
解除するプログラムを同梱すると暗号化する意味がありません。
以下は注意ではありませんが、
暗号化のファイルがあり、元のファイルがないと
作成者である気ままさんに解除して!という話が
想定されますが、全てお断りする事をここに記載しておきます。
どのような理由でも。
これは対応が面倒だからという話ではなく
手持ちのファイルが、本当に自分で作成したのか?正規の持ち主なのか?
という事の確認が私にはできない、無理だからです。
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動画
使用方法の動画です。1.
エクスプーローラーを開くショートカットを押す
Win+E
2.
エクスプローラーを開く Win+E
ツールタブ ALT+T
フォルダー オプション を選択 O
フォルダー オプションのウィンドウを閉じる ALT+F4
バッチファイルにて操作が可能です。
動画では、最前列の動画にキーを送っていますが指定も可能。
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免責事項
ブログに書いてあることやブログで配布しているアプリを使用する場合は
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このブログの管理者 気ままさん は
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これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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特殊なウィンドウのアプリは動きません
タイトル名が見た目に通常でも特殊な、凝っているといいますか
通常のウィンドウではないのか
タイトル名が違くなるのか動かないアプリも存在します。
ウィンドウ名を指定しないで
バッチファイルにて timeout を指定して
KeyOut_M10 が実行される前にそのアプリを最前列にして
キーを送信してみて、送信ができなければ
そのアプリでは動きません。
仕様の動作とさせて頂きます、ご了承ください。
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文字コード Shift-JIS 以外は動きません
設定してもアプリ自体が強制終了してしまうという場合の注意としましてアプリのタイトル名が
Shift-JIS 以外の文字が入っていると強制終了してしまいます。
文字が入っているかの確認は
KeyOut_M11.exe を起動して、該当のアプリを最前列にすると
KeyOut_M11.exe のアプリが消える ( 動作停止し、自動終了 ) ので判別可能。
文字コードの変更方法自体はあるのですが
私には荷が重いので、仕様の動作といたします。
要望されても、改良するはしないと思うのでご勘弁を。
( そもそも改良できる腕があるかが不明なので )
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とまあ、こんな感じで
簡易にキーボードのキーをアプリに送信したいでした。
有名なアプリがありますけれども
そこまでのアプリを使用したいではなく
ササッと押したいという場合にどうぞ。
プログラム自体は軽量、インストール作業も不要なので
持ち運びには?便利。
( フォルダのパスを通す必要はありますけれども )
以上。
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