はじめに
Windows でパソコンの動作が重い、という場合の改善方法の1つにメモリを増設 ( 容量の追加/交換 ) するという方法があります。
よく表現されるのは
メモリが足りない=机が狭い=ものを片づけながら作業する
という事でして、片づける場所が HDD だと、HDD のアクセスが
過剰になりガリガリと書き込む上に動作もその分重くなるという悪循環。
今回は素人目、初心者様がメモリを増設 ( 容量の追加/交換 ) するにあたり
どれを購入すればいいのか?というお話です。
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アプリに頼ろう CPU-Z
メモリを交換、増設するにあたりまして、同じ種類を購入すれば同じ規格で使えます、ものすごく特殊なパソコンを使用していない限りは。
一番簡単なのが CPU-Z というアプリを使用して
自分の使っているメモリの数値を確認する方法です。
ダウンロードはこちらから。
CPU-Z | Softwares | CPUID
CLASSIC VERSIONS の下にこれがあるので
zip english 32 or 64-bit version
インストールしなくて使えるバージョンの英語。
SETUP と書いてあるものはインストールするものです。
調べるのは2つで、メモリが刺さっている基盤のメーカーと
メモリの種類です。
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CPU-Z を起動する前に注意ですが
CPU-Z が対応していない、または CPU-Z が古いバージョンなどを
起動するとパソコンがブルースクリーンになる事がありますので
作業中のデータは保存してからにしてください。
このブログ記事を読むのであればこの記事のリンクもどこかへ
保存をお願い申し上げます。
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基盤のメーカー ( マザーボードの確認方法 )
1.Mainboard タブを選択し
2.Motherboard を確認
私の場合は ASRock の B85M というマザーボードが搭載されています。

メモリの種類とサイズ
1.Memory タブを選択し
2.General を確認
私の場合は メモリ容量が 種類が DDR3 / 容量 16GB が搭載されています。

上と少々重複しますがメモリの種類とサイズの詳細確認。
1.SPD タブを選択
通常メモリは何枚か差し込めるので ( 2カ所あれば2スロットになる )
2.Memory Slor Selection にて確認
#1 の場所に何のメモリが刺さっているか?の意味合い
私の場合ならスロット #1 に種類が DDR3L の PC3-12800 ( 800 MHz )
8GB が刺さっている。
Memory Slor Selection の Slot #1 の部分をクリックして全部を確認。

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マザーボードの最大容量を調べる
ここにて アプリに頼ろう CPU-Z基盤のメーカー、マザーボードの種類を調べましたが意味があり
メモリの最大積載容量を調べるためです。
マザーボードが 16GB まで、とあるなら 16GB までしか認識しませんので。
上で調べた情報で Google などで検索します。
私の場合なら ASRock B85M です。
ページは、私のようなブログでは不正確なので
必ず企業のページを観覧してください、企業の情報が正確です。
ASRock > B85M
大抵スペックが書いてあるので
以下、上のページからの引用です。
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- デュアルチャネル DDR3/DDR3L メモリテクノロジー
- 2 x DDR3/DDR3L DIMM スロット
- DDR3/DDR3L 1600/1333/1066 non-ECC、アンバッファード・メモリに対応
- システムメモリの最大容量: 16GB*
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引用終了。
メモリが入る場所が2カ所 ( 2スロット )
DDR3 ( 通常の規格 ) / DDR3L ( 省電力タイプのメモリにも対応 )
先ほど入手した CUP-Z とのメモリ情報を合わせて
検索ワードは以下になります。
DDR3 PC3-12800 1600 8GB ( または 16GB )
DDR3 PC3-12800 1600 で Amazon / 楽天市場 / Yahoo! を検索
私の手持ちのパソコンは全てシリコンパワー性で固めていまして
( 今のところ2回交換して普通に使えるので ) これになります。
シリコンパワー デスクトップPC用 メモリ DDR3 1600 PC3-12800
8GB x 2枚 (16GB) 240Pin 1.5V CL11 Mac 対応 SP016GBLTU160N22
[ Amazon ]
デスクトップ ( 箱形 ) とノートパソコン ( ノート型 ) では
メモリの大きさが違うので間違えないように、上はデスクトップです。
240Pin が大きさというか接続端子の多さ。
DDR3 と DDR4 では Pin が違うので刺さらない。
DDR3 と DDR4 を比べ4の方が上だからは物理的に入らない。
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購入したメモリと取り付け、交換方法
一応私の購入したメモリの写真でも。シリコンパワー デスクトップPC用 メモリ DDR3 1600 PC3-12800
8GB x 2枚 (16GB) 240Pin 1.5V CL11 Mac 対応 SP016GBLTU160N22
[ Amazon ]
メモリの表、パッケージを外すとき、初めて開ける人であれば
静電気が起きない手袋の着用をオススメ。
しなくても良いが、ものすごく気をつけないと
手が横滑りしたら手の流血案件なので気をつける事。
ハサミを使用する場合はメモリを傷つけないよう注意。
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メモリを触る場合は静電気に気をつける事。
メモリにパチッと鳴ったらメモリが死にます ( 故障の意味 )
静電気のたまらない服か、一時的に脱ぐか。
メモリを触る前に金属のものを触って体内の静電気を逃がしてから。
加湿器をつけて湿度を上げるも良い
本来は静電気の意味にて冬に交換するべきではない
( 交換になれていない人は )
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裏。

メモリの交換は 「 必ず電源を切り、全てのケーブルを抜く事 」
電源が入った状態は論外、マウスやキーボード、全てです。
ノートパソコンの場合はバッテリーを抜くのを忘れずに。
バッテリーが入った状態でメモリの取り外しをするとメモリが壊れます。
組み立てたら同じ場所へケーブルをつなぐので
ケーブルを外しながら 「 1 」 とか書いた紙テープ ( 100円均一 ) などで
番号して紙にメモすれば記録が容易。
慣れていない人は面倒ですが横に倒した方が作業が楽です。
たまにめちゃ堅いメモリスロットがあり力がいるので。
デスクトップは重い場合が多く腰を痛める場合があるので
ご注意を、ちなみに私は腰をやられました ( ぎっくり腰手前で全治4日です )
デスクトップパソコンなら
正面から見て左がほぼ作業スペースなので左をネジなり何なりを外して開ける。
画像で言う、1. と 2.( 隠れて見えませんが1.と同じのがある ) を
触ってどれぐらいメモリにピタッとなっているかを覚えておきます。
写真でもいいですが。
同時に下に押すとメモリが外れますので取り出して
向きを確認、下の差す金属部分を新しいメモリと向きを一致させて差し込む。
向きが違うと入らないし、無理に入れると割れます。
新しいメモリに交換して 1. と 2. をメモリに近づけるように
左右から中央に戻します。

力の向きでいうと外すは ↓ ここがメモリ ↓ で
メモリをさしてから装着は → ここがメモリ ←
基板によっては小さな音でパチッと鳴ります。
鳴らない場合は横から見て水平になっているか?
1. と 2. の部分が外す前と同じか?
1. と 2. が同じ角度になっているか?
確認して大丈夫なら元に戻して終了です。
電源を入れて黒い画面で止まるか
ピーピー鳴った場合はメモリがうまく入っていないの症状。
*** ご注意 ***
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すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方への
このブログに書いてある事の実行は許可いたしかねます。
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とまあ、こんな感じで
メモリ交換のどのメモリを搭載しているか?の判別、購入方法と
簡単な取り付け方でした。
大量のメモリを使用する Chrome などのブラウザや
仮想環境を実現する VMware などを使用する場合は
こうしたメモリの増設が必要で、最初は怖いかもしれませんが
慣れればすぐ終わったりもします。
それでは、皆様のパソコンが快適に動きますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了です。
以上。
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関連リンク
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