【 目次 】
はじめにMiniTool Power Data Recovery
インストール位置に注意
復元するファイルを検索しよう
復元
おまけ 復元したメールで無事コンタクト
おまけ ライセンスキーの登録方法
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はじめに
皆様は大事なデータが消えた場合はどうしていますでしょうか。
ネットで拾えるデータであれば
消えてもそんなに問題はありませんが
それが大事な取引関連のメールや
作成したばかりのデータ、
家族とのかけがえのない写真だったりすると
少し笑えない事態になったりします。
そんな場合、嘆いている暇があれば
いち早く行うべき事があります。
そう、データ復元機能のあるアプリを起動する事です。
今回は大事なメールのデータを
間違えて消してしまいまして復活させる事にしました。
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MiniTool Power Data Recovery
今回、間違って消したメールデータの復元を行ってくれる大事な相棒には
以下を使用いたしました。
MiniTool Power Data Recovery
Windows10 にて正常動作を確認。
色々なデータ復元アプリがありますが
メールを間違って消した前後で
このアプリの話題がありまして、使用してみようかと。
無料で使用可能な体験版は 合計 1GB まで復元可能です。
上に書いたようにメールのデータは
数 KB なのでお試しにはちょうどいいですね。
きちんと日本語なのもポイント高し。
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インストール位置に注意
MiniTool Power Data Recovery の実行ファイルを落としてきて実行する訳ですが
2つ注意事項です。
まず、復元したいデータがあるドライブに
インストールファイルをダウンロードしない事。
もう一つはインストール時、
同じく復元したいデータがあるドライブに
インストールしない事。
これは、復元されるファイルが
新しく書き込んだデータで上書きされると
復元できなくなるからです。
これに注意してインストールします。
インストールは 次へ を押すだけの
簡単なお仕事なので割愛させていただきます。
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復元するファイルを検索しよう
それでは、消してしまったファイルを検索してみようと思います。
以下の画像は全てクリックにて拡大します。
また、私のパソコンのセキュリティのため
アイコンの画像等にモザイクをかけております。
MiniTool Power Data Recovery を起動すると
接続しているドライブが表示されますので
ドライブを選択したら 右下 の スキャン を押します。
画面が切り替わり
上の方にバーが出ますので進行状況です。
途中で一時停止したい場合や中断したい場合は
画像の赤枠で囲った部分を選択で止まります。
最初は 検出されたファイルが数十個で
少ない、遅い、と感じますが少し待てば
10000 とかなるので待ちます。
ファイルは存在するファイルと
復元可能なファイルが両方表示されますが
復元可能な方には×などの印があって判別しやすい。
100% まで気長に待ってもいいのですが
左の パス や 種類 の箇所に
検出されたファイルが出ますので
待たなくても消したフォルダ、ファイルが判明していて
そのファイルが表示されれば復元が可能。
また、上の方にある 検索 という箇所を
クリックするとファイルの捜索中でも検索可能。
ただ、すぐ右の フィルター は
ファイルの操作が終わるか、
赤線で囲った箇所の停止ボタンを押さないと
使用は出来ません。
今回はメールの復元でしたのでアレですが
画像や動画、音声を復元したいという場合なら
パス を選択し、紛失ファイルをもっと~ を
選択するとメディアファイルのみが表示され便利。
ファイルは以下のように 検索 を押すと
最下部に入力する箇所が出ますので
*2019*.txt のように検索が可能です。
ファイル名の一部分しか覚えてない場合は便利ですね。
※ * は何の文字でもヒットの意味です
上の場合は前後は何でもいいので 2019の文字が入った
拡張子が .txt を検索の例です
検索ボタンを押すと該当するファイルが
フォルダをまたいで次々と表示されます。
フィルター ボタンを押すと
このような画面になり
・ファイル名・拡張子
・サイズ
・日付
・削除/紛失/通常 の切り替え検索
細かい指定が可能です。
ただ、残念なのは
ファイル名で 検索 のように *2019*.txt みたいに
* を使用してのフィルタは不可でした。
普通に名前を入力、絞り込んでから
検索の機能で * を使用してさらに絞り込む
という方法になる模様です。
下の画像は フィルターで 受信 というファイルを
絞り込み、下に出ている 検索 で絞りこもうです。
ちなみに画像の上の方を見ると
パス、種類、フィルタリングと表示項目ごとに
タブになっていて、切り替えがとても楽でして
フォルダを見たり、拡張子別に見たり
絞り込みを見たりと復元するファイルが
どこにあるのかが不明な場合はササッと
移動可能なのがいいですね。
プレビューは画像であり、
復元可能であれば右側に表示され
テキスト等であれば
以下のようにプレビューを押す事で
ウィンドウが出て中身を観覧可能です。
ここで、このアプリの最大の欠点が1つありまして
この画面を開くと閉じるまで
次のファイルが選択できない。
つまり何個も見る場合は
一々閉じて選択して開いてと面倒。
ウィンドウを開いたままで
他のファイルを選択したら内容も変化。
そうなれば便利ですよね。
まあ、復元してから見ればいいのでは?
と言われれば 「 はい 」 と、うなずくしかありません (笑
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復元
復元はフォルダ・ファイルの左にチェックする箇所がありまして
チェックをしてから右下の 保存 で出力されます。
流れのおさらいとしましては
HDD の検査が終わるまで待ち
該当ファイルを探し、チェックをして出力。
私のように初めて触ったという場合でも
簡単に使用可能で、普段 Windows を使用していれば
フォルダを開くのと同じように
操作ができるのがいいですね。
フォルダが開けるレベルの
パソコン初心者が使用しても大丈夫かと思います。
直感的に操作でき、シンプル操作。
画面は味気なく感じるかと思いますが
シンプル・イズ・ベストという奴です。
ちなみにファイルを出力するフォルダは
復元するドライブと同じ場所に指定しないように。
復元すると 既存のパーティション(NTFS) とかの
名前で出力されますので
フォルダを進めていくだけ。
フォルダの階層が奥深いと
クリックしていくのが大変な訳でありますが
復元したファイルがどこに格納されていたか
再現されているので
アプリ等のデータを消した場合には
該当フォルダをそのままドラッグコピーすればいいという
便利さがあります。
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おまけ 復元したメールで無事コンタクト
余談ではありますが間違えて消してしまったメールの中には
実を言うと初めましての間柄の方のメールがあり
当然、連絡先という物も
登録していない訳でして
メールが復元できなかったら
とても失礼な事になるところでした。
まあ、間違って消した時点で
失礼な訳ではありますが
MiniTool Power Data Recovery という相棒の力により
メールが無事復活、コンタクトが取れるようになり
安心した後、この記事を書いております。
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おまけ ライセンスキーの登録方法
正規のライセンスを購入した場合の登録方法です。
右上の鍵マークアイコンをクリック。
ここにライセンスキーを貼り付けます。
通常はオンラインであれば
ファイアーウォールを許可して認証なのですが
私はアプリが通信するのが嫌いなものでして
通信を遮断すればオフラインからでも認証が可能。
1. 上の URL にブラウザでアクセスし
2. 開いた URL のページに真ん中のライセンス情報を貼り付けます。
3. 2、終了後に新たに文字列、認証コードが表示されるので貼り付け。
登録が終了したらタイトルバーにて解除を確認可能。
体験版では使用不可能だった
スキャン結果を出力する機能が使用可能。
体験版の制限であった復元の容量制限も解除されます。
スキャン結果の読み込みはタイトル画面にて
赤枠の箇所から読み込みます。
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とまあ、このような感じで
間違って大事なデータを消してしまっても
慌てずに優れたツールを使えば
復元可能ですというお話でした。
今回は無料版で使用可能な範囲内の
データ容量でしたが
大容量データを間違って消してしまった場合
お金を払ってでも取り戻したいという
データがあると思いますので
MiniTool Power Data Recovery のような
アプリがあるという事を
知っておけば心強いですよね。
以上。
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