はじめに
アプリを使用していてヘルプの項目とかを選択するとブラウザが開いて指定のページが開く事があります。
URLを確認してから開いたり
そもそもブラウザを開きたくない
という場合がありますよね?
そんな訳で
アプリがURLを渡す → PassingData でURLを確認 →
確認したURLを開きたい時だけブラウザで開く。
というアプリを作ってみました。
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設定・動作画面
とりあえず画面を。設定画面。
上から
・実行 EXE 名
呼び出すブラウザを指定 ( ブラウザ以外のアプリも可能です )
・パラメータ
ブラウザのシークレットモード等を使用している場合はここに
Firefox だと -private
※220413 追記
-private は現在 -private-window です
・実行 EXE 名2
呼び出すブラウザを指定 その2
複数のブラウザを使っている人用です・
・パラメータ2
同上
・テキストを実行後に終了
読み込んだ URL を開いた場合、自動で終了します。
・最前列でない場合 5秒後に閉じる
URLを読み込んだ後、PassingData.exe が
最前列でなくなったら5秒後に自動で閉じます。
・文字の大きさ
URLを表示する箇所の文字の大きさです
アプリからのURLを受け取るとこの画面になります。
-url ~ となっている箇所が
アプリから渡されたURLです。
・Open1
上の実行 EXE 名 で設定したアプリでURLを渡して開きます・
・Open2
上の実行 EXE 名2 で設定したアプリでURLを渡して開きます・
・Setting
設定です。
動画です。
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ダウンロード
ダウンロードは以下です。PassingData_v1.03 ( 2018/07/25 )
MD5:B976A00E665AAEE9EAB325CA7935CF97
お約束としましては
このファイルを使用して起こった全ての事柄は
作者は一切責任をとりません。
自己責任にてご使用ください。
これに同意をいただけない場合は
ご使用の許可をいたしかねます。
ちなみに、海外製のアンチウィルスソフトでは
ウイルス扱いされる場合があります。
これは昔 HSP でウィルスを作った方がいまして
HSP で作成したアプリ全てがウィルス扱いされる
アンチウィルスの会社があります。
何もソースを書いてないものを EXE に固めても
ウィルス判定するという (汗
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初期設定 その1
初期設定は必ず行う必要があります。まず、上のファイルを落として
解凍してください。
中に PassingData.exe がありますが
ダブルクリックでは何も起きませんのでご注意を。
どのファイルでもいいので PassingData.exe へ
ドラッグしてください。
初回起動のみ自動で設定画面が出ます。
使用するブラウザを入れてください。
2個まで指定可能です。
文字の大きさは 14 以下だと見えにくいです。
入力を終えたら Save を押します。
画面が出て、ドラッグしたファイル名が出ますので
構わずウィンドウを閉じてください。
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初期設定 その2
以下の設定はパソコンの操作に自信がない方がすると
URLをクリックしてもブラウザが起動しない
なんてことが起きます。
ですのでパソコンが変になっても
自分で解決できる方のみ設定をいじってください。
私に変になったから責任をとれ!
と言われても対処不能ですので。
パソコンに精通している方であれば
失礼をいたしました。
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この PassingData.exe を 既定のブラウザ に指定します。
アプリからのURL →
既定のブラウザ ( PassingData.exe ) → 登録したブラウザ
という流れにするためです。
OS により既定のブラウザに設定する方法は違うので
ググってもらえば幸いです。
Win10 だと通常では登録できないので
このページの registerfp.zip を使用すれば簡単です。
Register Firefox Portable with Default Programs in Windows
registerfp.zip の使用方法は
幸い、我がサイトにて書いたものがあります。
Win10 Fall CreatorsでFirefox Portableを既定のブラウザに設定。
※PassingData.exe で登録できない場合は
ファイル名を FirefoxPortable.exe と変更すれば行けます
設定を終えたら
どのアプリでもいいのでブラウザを呼び出す動作をすると
PassingData.exe でその情報 ( URL ) が表示されます。
表示した内容そのままを
ブラウザで開きたい場合は
Open ボタンを押すと指定のブラウザが起動して開きます。
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背景色・文字色を変更したい
自分は灰色が好みですのでウィンドウは灰色、文字色は黒にしてあります。
変更したい場合は PassingData_02.dat をメモ帳で開き
5行目から7行目が背景色
初期設定 ( 192,192,192 ) の灰色。
8行目から10行目が文字色です。
初期設定 ( 0,0,0 ) の黒。
余計な行数はチェックしていないので
行数を増やすとかするとエラーが出る場合があります。
起動しなくなったら以下を消してください。
PassingData_01.dat
PassingData_02.dat
レジストリは使用しませんので
いらなくなったらフォルダごとポイです。
ただ、上で変更した 初期設定 その2 は
フォルダを消しても設定したままなので
自分の Windows に入っているブラウザを指定しなおし。
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このアプリは HSP で作成しております
最後に宣伝です。このアプリは Hot Soup Processor(ホットスーププロセッサー)
通称 HSP で作成されています。
初心者だろうが小学生だろうが
気楽にプログラミングができるというものです。
どの命令がどう動くかを覚えてしまえば
組み立てるだけですので
パズルが好きならば君もプログラマーだ。
このページのアプリのように
誰がこんなマニアックな機能のアプリを作るんだよ・・・
みたいなものを自分で作れるのはおもしろい。
開発環境は ZIP もしくは インストーラーを
落として展開するだけですので
ほかの言語のように
環境をそろえるだけなのに難しくてできない。
という事はないはずです。
興味がおありの方はどうぞ。
HSPTV!
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とまあ、こんな感じで
かゆいところに手が届くかもしれない
PassingData でした。
開発しました経緯としましては
「 勝手にブラウザを開くんじゃねえー、プンプン! 」
これにつきます。
以上。
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