はじめに
Windows を操作していてコピペできないウィンドウの文字やダイアログの文字を
取得したい、という場合があります。
Textify というアプリを起動すれば
取得したい文字の上で任意のキーを押せば
文字を取得できます。
また、他の類似アプリと違うのは
取得した文字をそのままブラウザに送ったり
翻訳したりできますので便利です。
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ダウンロード
上で紹介しました Textify は以下のページよりダウンロードできます。
Textify - RaMMicHaeL's Blog
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使用方法
Textify.exe を起動するとウィンドウが出ます。初期設定では シフトキー+マウスホイールクリック で
Shift
Middle mouse button
呼び出しになっていると思うので
例えば シフト+左クリック にしたい場合は
Left mouse button を選択します。
テキストの取得は 上で設定したキーを押すだけで
押したウィンドウ上に出ますので
クリップボードに送ったり
下のアイコン [ G ] や [ W ] があるので
クリックするとデフォルトのブラウザで
内容が検索されます。
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任意のブラウザで検索
さて、上でアイコンをクリックすると検索できる、と書きましたが初期設定では
デフォルト ( 既定 ) で設定してあるブラウザが開きます。
それを任意のブラウザで起動できるようにする設定をば
Textify.exe のあるフォルダを開いて
Textify.ini をダブルクリックして開きます。
※通常ならメモ帳で開くと思います
設定を書き換える前にこのファイルを
バックアップしておいてください。
また、Textify を起動していた場合には
トレイアイコンから Exit を選択して終了させてください。
それでは、
[web_button_1] より下を書き換えます。
以下は Firefox をシークレットモードで起動する場合です。
フォルダ等の位置は自分の環境に書き換えてください。
[web_button_1] icon=icons\google_translate.ico url="D:\Program Files\Firefox\FirefoxPortable.exe" parameters=-private https://translate.google.com/?hl=ja&tab=TT#en/ja/"%s" external_browser=1 ; parameters の行を 2018-06-15 に更新しました ; 以前の設定では検索できませんので昔のデータ使用の場合は書き換えをお願いします。 [web_button_2] icon=icons\google.ico url="D:\Program Files\Firefox\FirefoxPortable.exe" parameters=-private https://www.google.com/search?q="%s" external_browser=1 [web_button_3] icon=icons\wikipedia.ico url="D:\Program Files\Firefox\FirefoxPortable.exe" parameters=-private https://ja.m.wikipedia.org/w/index.php?search="%s" external_browser=1
編集してコピペして保存すれば OK です。
上から日本語翻訳、Google翻訳、wikipedia(JP)で検索です。
※必要な物だけ追加する場合は [web_button_1] の数値が被らないように
細かい説明は
url=起動するアプリ名
parameters=ブラウザに渡すパラメータ
上の例でいいますと、これでプライベートモードで起動して
parameters=-private
※220413 追記
-private は現在 -private-window です
これをブラウザに渡して検索です。
https://www.google.com/search?q="%s"
"%s" の部分が取得した文字列になるようです。
ちなみに "" で囲ってないとスペースがある場合に
自動で区切られて全文が検索できないので付加してあります。
説明は Textify - RaMMicHaeL's Blog の
ページのコメント欄?みたいな所に
色々と書いてあります。( 英語ですが )
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最小化で起動
Textify を起動するとウィンドウがでて最初からトレイアイコンに
格納した状態で起動してほしい、という場合があります。
その場合は Textify.exe のショートカットを作成して
Textify.exe -hidewnd
のように Textify.exe の後ろに -hidewnd をつけて起動すると
最初からトレイアイコンに格納されて起動します。
※Textify.exe と -hidewnd の間は半角スペースです
ちなみに、ランチャー等を使用する場合でも
パラメータの箇所を -hidewnd とつければ大丈夫だと思います。
とまあ、こんな感じで
任意のブラウザにて起動しようでした。
英語のアプリを使用していると
説明が当然英語ですので、これでささっと読み込んで
ブラウザで翻訳、とかするととても便利。
以上。
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