はじめに
皆様はパソコンでメモを書いてからの整理はどうしていますか?メモの数が数個ならまだしも
数十個、数百個になると探すのも大変。
また、このアプリの設定を書いたテキストはどこだ。
探すのも大変です。
このアプリのこの画面を開き、指定のキーを押せば
関連するテキストが開けばいいのに。
これが理想ですよね?
今回はそんな理想を実現する方法を紹介。
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UWSCを使用
Windows の自動化で有名な UWSC を使用して上の事柄を実現します。
よって以下で UWSC をインストールしておきます。
UWSCの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
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やっている事
すぐ下でダウンロードするファイルのやっている事を書いておきます。実行すると特定のキーが押されるまで待機しています。
初期設定では ALT+Qキー 同時押し
押されたらアクティブになっているウィンドウタイトルと
それを起動している実行ファイル名を取得します。
取得したら
ウィンドウタイトル+実行ファイル名.txt というファイルを
指定してあるフォルダに作成して開く。
これだけです。
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使用例
とあるアプリを購入したとしましてシリアルキーがあると思います。シリアルキーの入力画面で特定のキーを押したら
シリアルキーが書いてあるファイルをメモ帳で開く
みたいな事が可能です。
test.exe を実行したとしまして
以下の画面を出したとします。
初期設定の ALT+Qキー 同時押しをすると
メモ帳で以下のファイルが作成されるので
シリアルキーを保存しておけば次からキー1つで呼び出せます。
作成されるファイル
登録キーを入力 [test.exe].txt
上のファイルは タイトル名 ( 登録キーを入力 ) と
実行ファイル名 ( test.exe ) の
2つをくっつけてテキストファイルを作成して開いてます。
故にタイトル名か実行ファイル名が変化すると
上で作成したテキストは自動で開けませんので注意。
上ではシリアルキーの例でしたが
特定のファイルを開いた時の注意をテキストにしておく
みたいな使い方もできます。
保存の注意としましては普通のテキストなので
誰かに見られてまずいものの保管には向かない事です。
※シリアルキーの例を出してこんなことを書くのもアレですが・・・
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ダウンロード
それでは、上を実現するためのファイルです。UWSC FileOpen Key v1.00
MD5:D0BE1C9AB9240834CD53DED2D2B59FE6
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UWSC FileOpen Key v1.02
MD5:4DDEED844CC21F27ABD4C33ADB952022
このファイルと同じフォルダに TxtFile という
フォルダを自動作成します。
そこにデータを作成しますのでフォルダを指定する手間がない。
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UWSC FileOpen Key v1.03
MD5:F152B19FCE87A53479E91BDD46BC8584
下の方で紹介している 「 アプリ付箋 」と
同じファイル形式にしました。
v1.00 ~ v1.02 で作成したファイルは読み込みません
アプリ付箋の作成データと v1.03 以降のデータは双方で読み込み可。
ただし拡張子が一致していること、暗号化データは除きます。
テキストデータの変更箇所
ウィンドウタイトル+[実行ファイル名].txt
↓
実行ファイル名+[[ウィンドウタイトル]].txt
書き換え箇所
FNAME1 = msg+" ["+msg2+"]"+KAKU
↓
FNAME1 = msg2+" [["+msg+"]]"+KAKU
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使用は UWSC がインストールされていれば
ダブルクリックするだけ。
呼び出しは ALT+Qキー 同時押しです。
初期設定では少し反応が鈍いかもしれません。
長押し ( 1~2秒 ) すれば反応します
作成するテキストの出力先を設定しないと
駄目ですので上でダウンロードしたファイルを
メモ帳等で開いて編集してからご使用ください。
使用に関しましては
作者の気ままさんはこのファイルを使用して起こった
いかなる状況にも対応、保証しませんので
自己責任によりご使用ください。
これをご理解いただけない方はご使用をお控えください。
なお、作者はこういうのは独学ですので
正式な書式を学んだ方からすれば
書式等がおかしい、という風になりますが
自分ならこうしてやるぜ、をお楽しみください。
改良は自由です。
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設定
ご使用前に必ず設定を書き換えてください。メモ帳で開くと説明が書いてありますので
書き換えて保存です。
最低でも以下は書き換える必要があります。
※上の UWSC_FileOpen_Key_180512.UWS を使用の場合
保存先フォルダ設定 初期は R:\ です
FOLDER = "r:\"
呼び出すキーを変更したい場合は以下を書き換え。
// F10キーで終了 ( 指定キー 一覧 http://canal22.org/vkey/ )
sethotkey(VK_F10, 0, "GotoStop")
// ALT+Qキー 同時押しでテキストを呼び出します
IFB GETKEYSTATE(VK_ALT) and GETKEYSTATE(VK_Q) then
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動作がおかしい
動作がおかしい場合は以下を確認してください。入手したファイルが
2重で実行されていないかを確認。
キーの反応が鈍い場合は以下を 0.2 程度に
// 見張り待機秒 =0.5秒 これがないと CPU食います、0は厳禁
SLEEP(0.5) → SLEEP(0.2)
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おまけ 「 アプリ付箋 」
上のファイルと同じような機能を持ったアプリを練習がてら作成してみました。
その名も「 アプリ付箋 」です。
興味がある方はどうぞ。
開いているアプリとそのウィンドウ名を取得し
テキストを作成、素早く呼び出す「 アプリ付箋 」
こちらは UWSC は関係なく
HSP という言語で作成しております。
上の UWSC のファイルが気に入った方は
こちらの方が高性能でおすすめ。
注意としまして
アプリ付箋.exe を起動してすぐの設定画面で
呼び出すキーは覚えておいてください。
※初期設定の設定画面呼び出しは alt + X です
1つのテキストの容量は 32KB 程度にとどめておくのが
トラブルなくていいです、付箋アプリなので。
初期設定で自分が使っている Windows の背景色を
設定しないとメモウィンドウの色がバラバラで違和感半端ないです。
※デフォルトでは灰色に指定してあります
また、メモ上部のアイコンがダサっという場合は
ico_001 ~ ico_011.bmp を書き換えれば変化します。
正直このアイコンは 100% 手抜きです。
監視をしないで呼び出すの使用を強く推奨
チェックしないと自動で該当付箋を探すため
HDD への問い合わせアクセスが多いです。
暗号化は HSP の言語が使用できる人であれば
時間をかければ必ず解けますので
漏れて困る重要なものには向きません。
最後に、ご使用は自己責任にて使用し
ご同意いただけない方はダウンロードと使用は許可いたしかねます。
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とまあ、こんな感じで
指定のキーを押すと開いているタイトル+実行名で
テキストを作成し自動で開くでした。
以上。
おすすめリンク
・Amazon / 楽天市場 / Yahoo! でお買い物をする。関連リンク
・UWSCの詳細情報 : Vector ソフトを探す!・【UWSC】指定のキーを押すだけでマウスで選択 (反転) したテキストを音声出力。
・開いているアプリとそのウィンドウ名を取得し
テキストを作成、素早く呼び出す「 アプリ付箋 」
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