はじめに
Windows10 October 2018 Update が発表されましたが
相変わらずと言いますか不具合が出て
ユーザーフォルダ内のパブリックフォルダが
消えるようです。
※ 2018/10/07 現在でのお話、Win10 の配布は停止している模様
消えてしまった人はお気の毒、
アップデート中に消えたのだから
上書きされているでしょうし復元できるんですかね。
というわけで今回は
自動、手動でアップデートして消える可能性のある
HDD を内部で区切り
( パーティションを区切ると言います )
Cドライブの他に Dドライブを作って
Windows10 ( OS の入っている部分 ) を Cドライブに、
そのほかのファイルを Dドライブに入れておけば
Windows のインストールをしても Dドライブは
消えないので
今回のようにマイクロソフト側のミスで
Cドライブのデータが消されても大丈夫だよ。
という記事です。
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AOMEI Partition Assistant
それでは HDD のデータを保管する箇所を区切る( パーティションを区切る、または分割する )
アプリを使用して分割します。
「AOMEI Partition Assistant」
パーティションの拡張・分割・結合などができるソフト
[ 窓の杜 ]
ダウンロードしてインストールすれば
準備は終了です。
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実行前にバックアップを
それでは、分割していきますがその前に必ず重要なデータをバックアップしてください。
次にドライブを開いて ( C:\ )
右クリック → プロパティ → ツールタブ →
エラーチェック を選択してドライブに異常がないか
スキャンしてください。
エラーがあると止まるかもしれないので
そういう可能性を少なくする準備です。
エラーチェックが終わったら
HDD を分割 ( 区切って ) いきますが
分割に失敗すると
最悪 HDD のデータが飛びます。
そうなると Windows も起動不可です。
Windows を再インストールする羽目ですね。
別の HDD に OS のバックアップがあれば
それですぐ復活できますが。
OS のバックアップに興味がある方は
自分の記事でよければあります。
Macrium Reflect 日本語化/
日本語レスキューメディア作成/ブートメニュー追加
パソコンを快適な状態に保つ方法
OSのみをバックアップし作業内容をメモ。
ちなみに、失敗と言いますと
パソコンの状態や HDD の状態でエラーが考えられますが
急に停電したとか地震が来たとか
家族が電気を使いすぎてブレーカー落ちたとか
ノートパソコンなのに給電していなく電池切れとか
掃除のおばちゃんがパソコンのコードを抜いて
掃除機作動とか
色々ありますので、油断は禁物です。
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パーティションの分割方法
それでは分割していきます。画像はすべてクリックで拡大可能。
AOMEI Partition Assistant を起動した画面です。
今回は C: という箇所を分割します。
( Cドライブは Windows10 を起動するファイルを置く箇所です )
容量は仮想環境で画像を撮っているので
59GB しかありませんが
皆様のパソコンではもっとあるはずです。
C: の箇所をクリックして右クリック。
パーティションをリサイズ を選択します。
注意としましては
上の *:システムで予約済み という箇所は
絶対にいじらないでください。
簡単に書くと Windows を起動する
ファイルみたいなのが入っています。
( 普段は表示されません )
ですので消すと Windows が起動しなくなります。
復旧する手はありますが面倒です。
この画面が出るので
バーの丸い箇所をドラッグすると
下のパーティションのサイズが動きます。
最低 50GB はあった方がいいです。
Windows をクリーンインストールして
アプリとかを全部 Cドライブ以外に入れるのであれば
50GB で大丈夫ですが
Windows を上書きインストールしたり
大容量のゲームを入れたりする場合は
50GB だと全然足りないので調節してください。
サイズを決めたら
C: という容量を上の画面で変更しているので
きちんと設定できているか確認してください。
100GB を設定したつもりが 10GB とか
桁が違うとかも要確認です。
確認したら画面に
* 未割り当て というのが出来ている筈です。
それも容量を確認してください。
HDD の全体量 = C: + *: です。
合計値が異様に違うという場合は
分割容量の設定ミスがある可能性あり。
確認したら
* の部分を選択して右クリック → パーティションを作成。
分割した部分を使用できるように
サイズを指定します。
CドライブとDドライブのみを作成する場合は
そのまま何もしないで はい を。
Eドライブ以降を作りたいという場合は
この画面で容量を区切って好きなだけ作成。
* の部分が A ~ Z のどれかになっているのを確認して
画面では F: になっています。
画面全体を見て
容量等の問題がなければ
左上にある 適用 を押します。
この 適用 を押さない限りは
何もしていないのでアプリを終了させても大丈夫です。
問題がある場合は 元に戻す か キャンセル で。
不安ならアプリを閉じてもう一回起動すればよし。
適用を押すとこの画面になります。
パーティションのサイズを変更するのには
一度 Windows を再起動して
Windows が起動する前に
AOMEI Partition Assistant を呼び出すのですが
パソコンの構成により
この画面のチェックを する/しない で
AOMEI Partition Assistant が 起動する/しない が
変わります。
最初はチェックをしないで
実行してみて AOMEI Partition Assistant が
動かない場合は チェック をして実行します。
ただ、チェックをすると
起動するファイルを作成するために
少し時間がかかります。
自動で再起動すると
画面が出て勝手にパーティションを分割します。
この画面が出るまでは絶対に電源を
切らないでください。
パーティションの区切るサイズ、
移動するサイズによっては時間がかかりますので気長に。
終了して Windows を再起動。
ドライブを開くと 分割したドライブが出ます。
※画像では Dドライブです
もしドライブの英数字が飛んで気になる場合
Cドライブ、Eドライブとかになった場合
文字を変更可能です。
( ドライブレターを変更すると言います )
変更するドライブを選択して
詳細処理 → ドライブ文字を変更 で可能です。
ドライブレターの変更は
Windows の標準機能でありますが
アプリを使った方が初心者には優しいです。
以下のアプリとか。
Drive Letter Changer
[ k本的に無料ソフト・フリーソフト ]
ちなみに、Cドライブは C 以外にしない方がいいです。
とっても。
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とまあ、こんな感じで
HDD の パーティションの分割 ( 区切り ) と
ドライブレターの変更方法でした。
しかしまあ、
アップデートを止めない限り強制アップデートする癖に
データを消すバグバージョンを配布するとか
初心者殺しだろっていう。
我が身に置き換えると勝手にデータ消えるとか
もう大激怒ですがな。
二度と手に入らないファイルとかありますからね。
以上。
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パーティションの拡張・分割・結合などができるソフト
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