はじめに
Win10 Creators Update にて休止状態への移行が途中で止まるなど
スムーズに行かない場合に
hiberfil.sys と pagefile.sys を削除、作成し直すと
Windows の調子がよくなります。
しかしながら、削除や設定方法が面倒。
コマンドプロンプト ( .bat バッチファイル ) にて
ささっと設定できないのかな、という訳で
探したら方法があったのでここに記載。
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注意事項
ここにある記事の内容を実行した場合にWindows に不具合が起きる場合があります。
自己責任にて実行してください。
また、OS が変になった場合に備えて
バックアップをおすすめいたします。
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hiberfil.sys を削除、再設定
バッチファイルで実行するかWinキー+Rキーで出たウィンドウに
cmd と入力してエンター。
出てきた黒い画面に以下をコピペしてエンター。
powercfg.exe /hibernate off
この後に、必ず完全シャットダウンをしてから
再起動後に以下を実行。
powercfg.exe /hibernate on
これで終了です。
再起動後に下のコマンドを実行し忘れないように注意。
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pagefile.sys を削除、作成、サイズ指定
下でやることは、この画面の設定です。Cドライブのページングファイルを一度削除、作成し直して
サイズを 4000-4000 に設定します。
※画像は 2000-20000 になっていますが
同じ値を入れた方がよいとのことで
記事内容を変更しております。
上の例と同じくバッチファイルで実行するか
Winキー+Rキーで出たウィンドウに cmd と入力してエンター。
■すべてのページングファイルの自動管理をオフ
wmic pagefile
wmic computersystem where name="%computername%" set AutomaticManagedPagefile=False
■pagefile.sys を削除
wmic pagefileset where name="C:\\pagefile.sys" delete
■pagefile.sys を再作成
wmic pagefileset create name="C:\pagefile.sys"
■pagefile.sys のサイズ指定です (最低4000,最大4000)
wmic pagefileset where name="C:\\pagefile.sys" set InitialSize=4000,MaximumSize=4000
上から順に実行してください。
これ、大切です。
上の例は pagefile.sys が Cドライブ のみ作成の例なので
自分の環境に書き換えて使用してください。
また、一番下の行の数値も自分の環境に書き換えてください。
最後に、再起動をお忘れなく。
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上の二つは同時進行できます
hiberfil.sys と pagefile.sys は同時に削除や再設定ができますので
バッチファイルで設定して
再起動させてって事ができます。
hiberfil.sys の場合には
再起動後に実行するコマンドをお忘れなく。
とまあ、こんな感じで
バッチファイルにて実行しましょうでした。
以上。
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